掲載日 : [2022-01-26] 照会数 : 4490
いざ北京五輪へ韓国選手団が結団式
[ ソウル五輪公園内のホールで行われた北京冬季五輪選手団の結団式 ]
2月4日に開幕する北京冬季五輪に出場する韓国選手団の結団式が25日、ソウル・オリンピック公園オリンピックホールで開催された。
韓国は北京五輪に本部役員25人、競技役員31人、新型コロナウイルス対応チーム5人、選手63人の計124人からなる選手団を派遣する。
この日の結団式には選手32人、指導者14人の46人が出席。大韓体育会(韓国オリンピック委員会)の李起興会長、金富謙首相らがあいさつした。
また、3月の大統領選の保守系最大野党「国民の力」候補、尹錫悦前検事総長と中道系野党「国民の党」候補、安哲秀党代表も出席し、選手の健闘を祈った。
金首相は「結果はともあれ、韓国代表として恥じないよう最後までベストを尽くす姿を見せてほしい」と述べた。また、平昌五輪のショートトラック女子3000メートルリレー予選で韓国チームは選手が転倒したにもかかわらず五輪新記録を打ち立て、大きな感動を与えたとし「次は皆さんの番だ」と激励した。
さらに、スポーツの偉大さは、あきらめずに正々堂々と勝負するチャレンジ精神だとし、「コロナ禍で疲弊した国民の心をひとつにし、最後まであきらめない勇気を与えてほしい」と述べた。
韓国選手団は28日のクロスカントリー選手団を皮切りに、2月13日のボブスレー選手団まで競技日程に合わせて順次中国に出発する予定だ。
今年の冬季五輪は北京と郊外の延慶、河北省張家口で行われ、2月4日から20日まで7競技で計109個の金メダルをかけて熱戦が繰り広げられる。
2018年の平昌冬季五輪で金メダル5、銀8、銅4個でメダルランキング7位となった韓国は、今大会ではやや控え気味に金メダル1~2個、15位以内に入ることを目標にしている。