【群馬】太田市で定期的に韓国語講座を開催している市民による自主サークル「ムグンファの会」が、発足から20周年を迎えた。24日、市内で開催した「祝う集い」には約50人が参加した。
講座は週1回、市内の学習センターを会場に開いている。受講生は40〜50代が中心だ。金仁さん(民団群馬本部文教部長)を講師に和気あいあいの雰囲気で会話を楽しみ、韓国への旅行も行っている。
学習歴15年の津久井雅子さんは、友人が韓国で値引き交渉してお土産を買ったと聞いた。「それならば自分も」と学び始めた。同じく、瀬尾スミ子さんは18年。日本語と語順が同じことから「英語より優しそう」と思ったのがきっかけ。いまでは日常会話なら不自由なく韓国語を使いこなせるという。
一方、金勝江さん(婦人会群馬本部会長)は会話には不自由ないが、「書くのが問題」と昨年から再び会に通っている。
「祝う集い」ではゲストとして招かれた民団群馬本部の朴旋用団長が「最近の韓国情勢」をテーマに講話をおこなった。講師の金仁さんには掛け時計が記念品として贈られた。
(2015.5.27 民団新聞)