日本での韓国コンテンツ産業の発展に寄与した企業などを表彰する第1回「KoCoLo Awards」授賞式が1月30日、東京・新宿区の韓国文化院で開かれた。同院と韓国コンテンツ振興院日本事務所の主催。
2003年に日本で韓国ブームが巻き起こってから10年が過ぎた。数多くの韓国ドラマ、映画、K‐POP、ゲームが日本へ上陸し、幅広いファン層を獲得してきた。
同賞は、韓日国交正常化50周年の節目を迎え、日本における韓国コンテンツ産業のさらなる発展とファンの理解を促すため功労賞、メディア賞、企業賞を設け、韓国コンテンツ取り扱い企業などの活動を後押ししようとするもの。
メディア賞を受賞したぴあ(株)は、06年から発売されている韓流情報紙『韓流ぴあ』で、魅力的な記事と抱負な情報量によって多くの読者を獲得。またWEB「韓流ぴあ」でも韓流の最新情報を発信し、各種イベントの企画を手がけるなど幅広く韓流エンタテインメントを日本のファンに伝えた功績が評価された。
同社アジアコンテンツ事業局の小田光太郎局長は「韓流ブームの若干の落ち込みで、社内からもいつまで続けるのかと言われていたが、今日の受賞を励みに、会社に持って帰って、まだまだ頑張りますと伝えたい」と話した。
功労賞を受賞した古家正亨さん(ラジオDJ、テレビVJ、韓国大衆文化ジャーナリスト)はあいさつで「最近は、いいものがいいと言えない残念な雰囲気が広がっているような気がする。そろそろ、次のステップを踏み出そうかなという気持ちもどこかにあったが、今年は日韓国交正常化50周年の年、何となく残念な雰囲気をもう一度、もり立てたいという気持ちが今日、この賞を受け取って改めてわきました」と語った。
なお企業賞は日本BS放送(株)、(株)クリエイティブマンプロダクション、GMOゲームポット(株)が受賞した。
(2015.2.4 民団新聞)