ソウルに行くと、スクリーンゴルフ場の看板が多く、目を引く。室内でも実際にコースをラウンドしているような感覚でゴルフを楽しめるのが人気の秘密だ。韓国国内の店舗数は現在、5000を超すといわれている。
日本でも本格的に普及を図ろうと、ゴルフゾン(GOLFZON)ジャパンが奮闘している。同社は韓国国内で圧倒的なシェアを誇るゴルフゾン社が設立した日本法人(東京都大田区)。
特徴は国内外の著名な200コース以上を航空撮影でリアルに再現したこと。オンライントーナメントやレッスンサービスも提供している。韓国ではナショナルチームも利用するほどの人気だ。シミュレーションマシンによるインドアゴルフビジネスは、韓国が世界に誇る「もう一つの韓流」といえよう。
在日同胞で日本法人の顧問を務める趙秀夫さんは、「日本のゴルフ市場は世界第2位。5年後には東京オリンピックも控え、潜在需要は大きい。在日経済の新たな発展につながるよう最大限のサポートをするので、普及に協力してほしい」と呼びかけている。
問い合わせはゴルフゾンジャパン株式会社(03・5767・8901/趙、山田)
(2015.2.4 民団新聞)