大法院(最高裁)は22日、北韓の対南革命路線に追従し、非常時の韓国の体制転覆を謀議したとして内乱陰謀罪、内乱扇動罪などに問われた統合進歩党の前国会議員、李石基被告に対し、懲役9年、資格停止7年とした二審裁判決を支持し、李被告、検察双方の上告を棄却した。
大法院は、内乱扇動罪と国家保安法違反については有罪とする一方、二審同様に内乱陰謀罪の成立は認めなかった。
2013年9月に拘束起訴された李被告は一審(昨年2月)で懲役12年、資格停止10年の判決を受けたが、二審(同8月)では内乱陰謀罪が認められず、懲役9年、資格停止7年に減刑された。
(2015.1.28 民団新聞)