【兵庫】兵庫県慶尚北道道民会が8月31日、神戸市内で発足した。同郷の朴槿惠大統領が2月に就任したことを契機にして県内で「道民会の早期設立を」との声が上がり、民団兵庫本部の車得龍団長をはじめ崔相俊議長、金鍾億常任顧問ら10人が発起人となった。
発足会には兵庫のほか大阪、京都、岡山からも慶北を郷里とする関係者約70人が参加した。来賓の李成権駐神戸総領事は、「道民会という大きな家が建った。その家にたくさんの人が入ってくるよう、期待している」と祝辞を述べた。
初代会長には発起人の一人でもある金常任顧問(兵庫韓国文化教育院理事長)が就任した。金会長は「故郷に貢献し、道民会を通じて在日同胞としての交流を深めていく」と述べた。
(2013.9.11 民団新聞)