掲載日 : [2009-06-07] 照会数 : 10006
韓国、W杯本大会決める…7大会連続8度目
[ 本大会出場を決め、スタンドのサポーターに手を振る韓国代表 ] [ 前半8分、朴主永が先制ゴール ]
韓国、W杯本大会決める…7大会連続8度目
朴主永先制、2−0でUAE下す
サッカーの韓国代表は当地で6日(日本時間7日未明)、2010年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会のアジア地区最終予選B組でアラブ首長国連邦(UAE)を2−0で破って勝ち点を14に伸ばし、2試合を残して同組2位以上が確定。7大会連続8回目のW杯本大会出場を決めた。
韓国代表のワールドカップ出場は、1986年メキシコ大会から7回連続、1954年スイス大会を含めると8回目となる。7大会連続出場は、アジアでは初。世界ではブラジル、ドイツ、イタリア、アルゼンチン、スペインについで6カ国目となった。
◆朴主永先制、寄誠庸が追加点
韓国は前半に朴主永(ASモナコ)の先制、寄誠庸の追加点で、2−0でリード。後半はそのままリードを守り、UAEに解快勝。
この試合の主将を務めた、朴智星(マンチェンスター・U)は「新旧選手の調和がとれ、意志疎通がスムーズだった。先輩たちの業績を引き継げてうれしい」と語った。
また、「韓国サッカーのアジアでの強さを見せることができた」としながら「世界で戦うためにはまだまだ補う点が多い。1年後に向けて、若い選手が多くの経験を積み、戦術的にも強くならなければ」と課題を述べた。 先制ゴールを決めた朴主永は「きょう(本大会出場を)決めるつもりでプレーした。W杯は夢の舞台だが、今や挑戦の舞台となった。(自身が)フランスでフィジカル面が強くなったと感じており、もう大きな選手とも当たり負けしないと思う」と自信を示した。
韓国代表は10日にサウジアラビア、17日にイランとホーム(ソウル)で対戦する。
W杯南アフリカ大会は32チームが参加し、来年6月11日から7月11日まで開かれる。今年12月にケープタウンで1次リーグの組み合わせ抽選会が行われる予定。
(09.6.7)