掲載日 : [2016-01-15] 照会数 : 4602
「北制裁」へ連携強化…朴大統領が米・日首脳と電話会談
北韓の4回目の核実験実施(6日)を受け、朴槿恵大統領と米国のオバマ大統領は7日、約20分間電話会談し、国連安全保障理事会で強力かつ包括的な対北韓制裁決議が迅速に採択されるよう緊密に協力することで一致した。両首脳は、韓米をはじめ国際社会が北韓の核実験を看過せず、北韓に対し核挑発に相応する代価を支払わせるべきだとの認識を共有した。
朴大統領は同日、日本の安倍晋三首相とも電話で約15分間協議した。両首脳は北韓の核実験が韓半島だけでなく東北アジアや国際社会の安定に重大な脅威となるとの認識で一致し、国連安保理での北韓に対する新たな制裁決議採択などに、韓日米で連携して厳しく対応する方針を確認した。
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北韓が6日に「水爆実験」の実施を発表したことを受け、国連安全保障理事会(15カ国)は同日、米ニューヨークの国連本部で緊急会合を開いた。中国を含む全理事国が核実験を強く非難するとともに、北韓の4回目の核実験に対応して制裁強化を念頭に、対北韓の新決議に向けた協議をただちに始めることを全会一致で決めた。
(2016.1.15 民団新聞)