掲載日 : [2016-02-10] 照会数 : 5047
2時間台で全国結ぶ…鉄道高速化25年までに
国土交通部はこのほど「第3次国家鉄道網構築計画案」を発表、高速鉄道(KTX)が運行されていない地域に、2025年までに時速250キロで走る「準KTX級列車」を集中的に投入する。これにより、全国が2時間台の鉄道網でつながることになる。また、首都圏の通勤時間を30分台に短縮する首都圏広域急行列車(GTX)事業も推進する。
同計画案によると、KTXが運行されていない在来線には、KTXに匹敵する時速250キロのEMU‐250動力分散型列車を投入して、準KTX鉄道網を全国的に構築する。
南部内陸線(金泉〜巨済)や春川〜束草線、平沢〜夫鉢線、忠北線(鳥致院〜鳳陽)などが対象で、中央線などの従来路線も準KTX線路に交換する。これによって高速列車利用者数が、現在の51%から25年は85%に拡大する見込みだ。
さらに一山〜江南区三成、仁川松島〜ソウル清凉里、義政府〜京畿道軍浦市衿井などGTXの通勤時間を、現在の50分台から30分以内に短縮する事業も推進する。
(2016.2.10 民団新聞)