掲載日 : [2016-02-10] 照会数 : 4229
<韓国政府>北韓に強力な制裁を…核・ミサイル放棄へ
政府は7日、北韓の長距離ミサイル発射強行について、「北韓住民の生活は度外視したままひたすら北韓体制を維持するために再び犯した極端な挑発行為だ」と強く批判した。
青瓦台の趙太庸国家安保室第1次長兼国家安全保障会議(NSC)事務局長は、この日発表した政府声明で「政府は北韓が長距離ミサイルを発射したことに対し強く糾弾する」としてこのように明らかにした。
趙次長は「いまや北韓の核開発を放棄させられる唯一の道は、国際社会と緊密に協力し国連安保理決議を含む実効的で強力な制裁を導出して北韓が自ら核を放棄させるようにするしかない」と強調。「政府は今後、国連安保理で強力な制裁が導出されるようあらゆる努力を尽くすだけでなく、北韓が変化せざるをえなくなるよう必要な圧迫を継続していく」と表明した。
また趙次長は「政府はわが軍が北韓の核・ミサイルの脅威に対処するための万全の態勢を備え、韓国の安保能力を強化させるため韓米同盟レベルの実質的な措置を推進していく」と明らかにした。
(2016.2.10 民団新聞)