三星電子は12日、現在使っているWiFiより5倍以上も速い、次世代WiFi技術を開発したと発表した。
次世代WiFiは、1秒当たり最大4・6Gbps(ギガビット)の速度を出すことができる。
現在、最新のスマートフォンに適用されるWiFiの1秒当たりの最大スピード(866Mbps=メガビット)より5倍以上も速い。この技術を利用すれば、圧縮しない高画質映像を、スマートフォンからテレビにリアルタイムで伝送し、鑑賞することができる。スマートフォン同士も1GB(ギガバイト)容量の映像ファイルを、3秒内にやり取りできる。
次世代WiFiは、これまで周りにユーザーが多ければ、周波数干渉問題で、使用スピードが急激に落ちる現在のWiFiと違い、60GHzの超高周波を活用するため、周波数干渉がほとんどないことも、強みとなっている。
(2014.10.22 民団新聞)