2年後はタワー555メートルに
ロッテグループが総力を挙げたのが第2ロッテワールドモールの代表建物「AVENUEL」棟(名品館)だ。その右側にガラス張りのショッピングモール棟、丸い外観のエンターテインメント棟が立ち並ぶ。
3つの建物で構成されたロッテワールドモールは全体の売り場面積だけで42万8934平方㍍(サッカー場48面分)で、国内最大のショッピングモールだ。この後ろには2年後に完工するロッテワールドタワー(123階・高さ555メートル)が高くそびえ立っている。現在、85階、高さ360メートルまで完成。
ブランド館と免税店の「AVENUEL」棟の各売り場は、バッグやアクセサリーのようにいくつかの品目だけ売っている通常のデパートと違い、売り場の大きさが2〜3倍以上で、多くのブランド商品をそろえている。
また、人気有名ブランドだけでなく、イタリアの宝石ブランド「ポメラート」やスペインのシューズブランド「スローウォーク」のように国内で初めて見る海外ブランド店舗が並んでいる。
5階のフードコーナーは、1930年代の鍾路や60年代と80年代の明洞の街が再現されており、昔のソウルにタイムスリップした雰囲気で食事が楽しめる。
エンターテインメント棟は、地下がアクアリウム、中間層はハイマートとロッテマート、上層部はシネマ(21館)で構成されている。特に都心の中にテーマパークを主題に地下1〜2階を突き抜いて作ったアクアリウムでは、熱帯やアマゾン地域に住む650種5万5000匹余りの海洋生物を見ることができる。
シネマコーナーは、ギネスブックに登録された世界最大サイズのスクリーン(34×13・8メートル)を体験できる。
(2014.10.22 民団新聞)