掲載日 : [2016-06-08] 照会数 : 6564
平和守護・統一誓う…民団、第61回顕忠日追念式
第61回顕忠日追念式が6日、韓国中央会館(東京都・港区)で営まれ、北韓の電撃南侵によって開始された6・25韓国戦争(1950年〜53年)に祖国守護のために参戦した在日学徒義勇軍をはじめ、国を守るために犠牲になった人びとを追悼した。在日学徒義勇軍同志会の朴鳳会長ら、戦没者遺家族と東京を中心とした民団幹部ら約150人が参列した。
呉公太団長は追念辞で「学徒義勇軍の先輩らが韓国を守ってくれたおかげで、今日の経済発展と民主主義があり、在日同胞も祖国に貢献してきた。創団70周年を迎えた民団には祖国の平和守護と民主統一という課題がある。後世に繁栄祖国を引き継いでいこう」と呼びかけた。
柳興洙駐日大使も「援助される国から援助する国に発展したわが国の基礎は、6・25危機の際に、642人の在日学徒義勇軍が自ら参戦した犠牲的精神がある。民団は義勇軍の先輩が果たした歴史的使命を忘れず、これからも在日同胞の諸団体をけん引し、引き続き日本の地域社会と本国社会の発展に貢献してほしい」と述べた。
(2016.6.8 民団新聞)