掲載日 : [2016-06-22] 照会数 : 4257
韓日草の根交流10のエピソード…日韓文化交流基金が公開
韓日間の草の根交流に関する10のエピソード集『ちょっといい話』がこのほど完成した。日韓文化交流基金が昨年の韓日国交正常化50周年を期して日本外務省から委託を受け、全国から募った。
「日韓の幸『福』の架け橋に!」(福島)は、手作り料理で被災者を必死に励ましてきたNPO法人ふくかんネット(鄭玄実理事長)の話。鄭理事長は12年、仲間とともに「HUKUKANいやしカフェ」を開店した。形が不揃いで出荷できない地元農産物を使った「干しりんごのキムチ」は人気NO1。韓国の全州と福島を結ぶ草の根青少年交流事業もてがけている。
「海女文化が紡ぐ新しい日韓交流」は、海女文化を持つ三重県の鳥羽・志摩地域と済州を結んだ宮本益仁さん(鳥羽市役所農水商工課水産係)による投稿。韓日の海女文化を「世界無形文化遺産」に登録しようと取り組む。
「ちょっといい話」は日韓文化交流基金のホームページ上で公開中。
(2016.6.22 民団新聞)