掲載日 : [2016-06-22] 照会数 : 4592
20回目の「勿忘草」…池貴巳子さん横浜で個展
[ 池貴巳子さん(作品「沈清」の前で) ]
韓国民画作家、池貴巳子さんの絵画展「勿忘草」が9日から20日まで、鶴見画廊(横浜市鶴見区)で開かれた。
絵画展は1年に1回開催され、今年で20年目を迎えた。
女性の「顔」シリーズ、「花とアガシ」シリーズ、「虎と童女」「チェッコリ」など、大小さまざまな作品40点以上を展示した。なかでも、蓮から生まれた女の子を描いた「沈清」と蓮を傘にしている女の子の「雨が降れば」の2点は人気のある作品。
池さんは、韓紙の上に日本画で用いる絵の具とにかわを混ぜて絵を描く。民画を描いて30年になる。「昔の絵を模写してみたいのはひとつの夢。図録や書籍を見るたびに描きたくなる」と話している。
作家活動のほか、立川、川崎、新宿の民画教室で指導をしている。
(2016.6.22 民団新聞)