掲載日 : [2016-06-08] 照会数 : 7339
団結して存在感示す…統合韓商連が出帆総会
[ 出帆総会であいさつする金光一統合韓商連会長 ]
会長に金光一氏
紛糾状態にあった在日韓国商工会議所と一般社団法人在日韓国商工会議所が5月27日、「統合一般社団法人在日韓国商工会議所出帆総会」を駐日韓国大使館で開いた。
来賓あいさつで柳興洙駐日大使は「団結すれば生きる、離れれば死ぬという言葉があるが、超スピードで変化する社会に同胞同士が争う時代ではない。葛藤を終えて、再出発する歴史的な日になるように」と願いを込めた。
在外同胞財団の圭理事長もソウルから駆けつけ「雨降って地固まるの言葉のごとく今日を契機に発展を」と述べた。民団中央本部の呉公太団長も「在日経済が厳しい時だ。一致団結して新しい韓商連の姿を確立しよう」と激励した。
総会は両会の洪采植会長と朴忠弘会長を共同議長に選出し、議事が進行した。正会員総数177人中165人(委任状含む)が出席して成立し、第1号議案「経過報告並びに統合定款案」、第2号議案「会費並びに賛助金案」、第3号議案「16年度事業計画案」、第4号議案「16年度予算案」、第5号議案「役員選出」を原案通り承認した。
総会中に開かれた第1回理事会では、代表理事会長に金光一東京韓商会長、代表理事に朴義淳京都韓商会長を選出し、共同代表制で統合韓商を運営することを決めた。最初の2年を任された金会長は「民団の傘下団体として活動する。同胞経済人が一つにまとまって交流をもち、在日のため、祖国のため、力を発揮しなければならない」と力強く宣言した。
(2016.6.8 民団新聞)