掲載日 : [2016-06-08] 照会数 : 5285
湊信次さんが優勝、本選へ…韓国料理コンテスト
[ 優勝の湊信次さん(中) ]
【大阪】韓国料理の国際コンテスト「グローバル韓国の味」日本予選が5月28日、大阪市西区の大阪ガスハグミュージアムのハグホールで開催された。大阪韓国文化院(朴英恵院長)が主催、韓国の農林畜産食品部、外交部、全羅北道などが共催した。
大阪をはじめとして東京、石川、愛知などから16人が参加。自慢の1品料理で競い合った。調理時間は1時間。審査基準は味や構成、盛り付け、難易度などの調理過程・味が70点、韓国料理と文化への情熱などのプレゼンテーションが30点。審査には朴院長はじめ李載玉国際韓食調理学校教授ら5人があたった。
優勝はメウンタンを調理した湊信次さん(石川県)。湊さんは18年前、韓国でメウンタンを食べて衝撃を受けたという。本場の味を再現しようとサラリーマンを辞めて単身訪韓し、料理の腕を磨いた。その後、地元金沢市で店を開いた。
湊さんは「韓国料理の可能性はたくさんあり、韓国の家庭の味を広めていきたい」と受賞を喜んでいた。
コンテストの海外予選は6月中に日本はじめ世界20カ国で開催。各国の優勝者が7月18日から全州市で開催される本選に臨む。決勝は7月20日ソウル市で。優勝賞金は100万円。
(2016.6.8 民団新聞)