統計庁が23日発表した雇用統計によると、第2四半期(4〜6月)の60歳以上就業者数は364万3000人で、20代の361万4000人を初めて上回った。中高年の就業者が年々増えているのは、少子高齢化が大きな原因。ベビーブーム世代(1955〜63年生まれ)が50歳以上になり、6月の新規就業者39万8000人のうち、92%を50歳以上が占めた。この傾向は今後も続くとみられる。
(2014.7.30 民団新聞)