現代重工業は23日、船舶の安全運行を支援する「衝突回避支援システム(HICASS)」を韓国で初めて開発したと発表した。航海中の船舶や暗礁などさまざまな危険物を最大50㌔㍍前方で自動的に探知し、衝突を避けることができるよう最適航路を提案する。
液化天然ガス(LNG)船やコンテナ船など船種別の運航特性や波高、海流、風などの環境変数を考慮し、危険情報についての精度を高めた。このシステムは長期運航を通じた性能評価を経て16年から商品化する予定だ。
現代重工は昨年末から6カ月間、小型船舶による性能検証を行い、1万3800TEU級超大型コンテナ船および16万2000立方㍍級の超大型LNG船でも性能評価を終えている。
(2014.7.30 民団新聞)