掲載日 : [2022-08-03] 照会数 : 2299
北韓残留家族の安否確認訴える…脱北同胞示威行動
[ マイクを握る川崎栄子モドゥモイジャ代表 ]
朝総連による在日同胞らの「北送」責任を追及しているNGO「モドゥモイジャ(略称KOA、みな集まろう)」(川崎栄子代表)が7月11日、東京・千代田区の朝総連中央本部会館前で毎月恒例の示威行動を行った。
元在日同胞の脱北者、川崎代表はこの日が満80歳の誕生日。ハンドマイクを握ると、北韓に残してきた5人の子どもと孫たちの安否を気遣い、次のように訴えた。
「北朝鮮に残した家族のことを考えると、昨日もほとんど眠れなかった。2003年に脱北してからこのかた家族とは一度も会えず、生死すら確認できていない。荷物も送れないでいる。早く解決してほしい」。
同じく元在日同胞でNGO副代表の石川学さんは昨年、新潟市で発足した「ボトナム通り」リニューアルプロジェクトに触れ、韓日両国民だけでなく、両国政府の支援も必要と呼びかけた。
朝総連中央本部前での示威行動はすでに3年目に入った。