掲載日 : [2022-04-28] 照会数 : 1950
韓国の若者に人気のニュートロ文化を紹介
[ 再現された大学路のレトロカフェ「学林茶房」 ] [ 乙支路のチメク(チキンと生ビール)街を再現 ]
韓国文化院がソウルのスポット再現
現在、韓国の20代から30代の若者に人気のニュートロ文化を紹介する「ニュートロ展」が18日から、韓国文化院(東京・新宿区)ギャラリーMIで開催されている。
ニュートロとは、新しさとレトロを合わせた新造語。同展では、ソウルの焼肉通りとして知られる益善洞と、乙支路のチメク(チキンと生ビール)街を再現。2カ月前、人々でにぎわう様子をとらえた2カ所の写真を壁一面に張り、焼肉とチメクなどを配したテーブルを設置、まるで韓国に来たような雰囲気が味わえる。
また、別のコーナーには1956年にオープンし、現在も開いている大学路のレトロカフェ「学林茶房」も再現。
店内の写真を張り、同院が所蔵している1980年代から90年代のレコードが整然と並べられており、受け付けでリクエストすればお好みの曲を聞くこともできる。テーブルと椅子もあるので、懐かしい曲を聞きながら休憩することも可能だ。
同院担当者は「韓国の30代はレトロな雰囲気をかっこいいと感じている。ここでは自由に椅子にも座れるし、写真も撮れるので気軽に来てほしい」と話している。
「ニュートロ展」は5月7日まで。開館10~17時。日曜・祝日は休館。無料。
問い合わせは同院(03・3357・5970)。
(2022.04.27 民団新聞)