掲載日 : [2022-08-03] 照会数 : 2126
「久しぶりのハングル、刺激的」 書芸講座が好評 福岡の李安子さん
[ 受講生に囲まれて説明する李安子さん ]
在日韓国人2世の書芸家で、「李華書芸会」を主宰する李安子さん(福岡在住)が講師を務めるハングル書芸講座が先月17日、なみきスクエア2階第1実習室(福岡市東区)で開かれた。この日は、定員15人が埋まり、6人のキャンセル待ちもいた。
まず、李さんが書芸用語や書体などの単語をハングルで教え、その後、参加者は、好きな書体でハングルを書いて、押印して作品を仕上げた。
アンケートには、「ハングルを書くことなどなかったので良かった」「久しぶりに集中して字を書きました」「筆をとるのは何十年振りで、最初はとても緊張しましたが、徐々に楽しくなりました。よい刺激となりました」といった声が寄せられた。
同講座は1月にも開催。李さんは、継続者が増えることを望んでおり、また、別のカルチャーセンターの講座では、級位の認定をしているので「将来的に指導までできる人を育てたい」と話す。
(2022.08.03 民団新聞)