掲載日 : [2016-12-21] 照会数 : 7470
対策法強化へ連帯呼びかけ…薛幸夫中央副委員長
【島根】民団中央本部人権擁護委員会の薛幸夫副委員長(民団鳥取本部団長)は2日、「ヘイトスピーチを許さない松江市民集会」で講演。5月に国会で可決、成立した「ヘイトスピーチ対策法」の精度を高めるため、互いに連帯していこうと訴えた。
主催は「ヘイトスピーチを許さない島根県民集会実行委員会」と民団島根本部。県庁敷地内の県職員会館大会議室に県職員を中心に100人が集まった。
薛副委員長は国に責務、自治体には努力義務を課した「対策法」の意義をあらためて強調した。一方で啓発だけにとどまらない「違法」「禁止」を含むさらなる法のバージョンアップと自治体による条例化も求めた。
結びに「私」も「俺」も「朝鮮だ!」の連帯が必要と呼びかけた。
(2016.12.21 民団新聞)