掲載日 : [2016-12-07] 照会数 : 8919
済州道に在日のルーツを訪ねる…青年会東京研修
[ 「在日済州人センター」で説明を聞く参加者 ]
青年会東京本部(鄭昇栄会長)は4日までの3日間、済州道で「ルーツを知る母国訪問研修」を実施。20人が参加した。 期間中、済州大学内に設けられている「在日済州人センター」を訪れた。崔賢センター長と金テシク同センター研究員の案内を受けながら、みかん園造成をはじめ、学校や村おこし、各種施設の建設など在日済州人たちの故郷への貢献などが展示されている写真やパネルを観覧した。
参加者の大半が故郷を済州に持つ3、4世たち。在日同胞が苗木を贈りはじめたことから済州がみかんの名産地となった歴史を知り、「知らなかった。ハラボジたちはすごい愛郷者」「もっと在日同胞の祖国への貢献を知りたい」と語っていた。
一行は城邑民俗村など名所観光しながらオルレコースも体験したほか、朴裕植青年会中央会長を講師に在日同胞の歴史、青年会の将来像などをテーマに講演を聴いた。
(2016.12.7 民団新聞)