掲載日 : [2016-09-14] 照会数 : 6452
韓国海軍巡航訓練船団が5年ぶりに日本寄港
[ 民団幹部が参加した歓迎レセプション(駆逐艦「忠武公李舜臣」) ]
韓国海軍が海軍士官学校の生徒を毎年派遣している「巡航訓練船団」が8日、東京・晴海ふ頭に5年ぶりに寄港、4日間の停泊期間中、日本の海上自衛隊訪問や、関係者を艦艇に招く交流活動を行った。9日は全国団長会議を終えた民団中央本部の呉公太団長、韓在銀監察委員長、在日学徒義勇軍同志会の柳再萬副会長をはじめ、民団幹部ら170人が4400㌧級の駆逐艦「忠武公李舜臣」に乗船し、歓迎レセプションに出席した。
同船団は日本に07年と08年に寄港し、今年は11年以来のこと。昨年5月の韓日国防相会談を機に、海軍と海上自衛隊は交流・協力回復に向けた動きをみせている。呉公太団長は「5年ぶりの日本寄港は、韓日関係改善の明るい兆しだ」と歓迎辞を述べた。
海軍士官候補生の航海実習を目的に毎年派遣されるもので、今年は来年任官する海軍士官学校4年生の生徒と海軍将兵の約600人が、「忠武公李舜臣」と4200㌧級の補給艦「天地」に乗船し、米国、ロシア、オーストラリア、シンガポールなどを回り、12月に帰国する。
(2016.9.14 民団新聞)