ギフトとインテリアをはじめとしたあらゆる生活用雑貨の国際的な商談専門展「ギフテックス2015」が10日までの3日間、東京ビッグサイトで開催された。今年は過去最大の1470社が出展。韓国も日本市場への進出をかけて30社以上が参加した。
玩具メーカーのダイレクトリンク(ソウル市)は、子どもたちが室内で砂場遊びや泥遊びを体験しながら想像力を養うことのできる「成長の砂」を出展した。この砂は繊細、なめらかな手触り。食べても無害だ。造形性に優れ、ベタベタしない。米国やヨーロッパでは文具に必要な国際的な安全基準にすべて合格している。担当者は「(日本でも売る)自信はある」ときっぱり。
STエレクトリニクス(仁川市)はほ乳びんや玩具の消毒器を紹介した。韓国で特許取得済み。米国や中国、タイ、シンガポールで売り出し中だが、日本ではまだ知られていない。しかし、バイヤーの関心は高く「面白い」と評価する声も聞かれた。このほか、デザインと機能性にも優れたスマートフォンカバーや、ストレスまでも一緒に燃やしてしまおうというユーモラスなキャンドルも関心を呼んだ。
(2015.7.15 民団新聞)