婦人会東京本部「国際伝統文化教室」の生徒たちが11日、韓国文化院(東京・新宿区)の晴れ舞台に立ち、これまでの研鑽の成果を発表した。生徒たちのほとんどは2年前から練習を積みかさねてきており、いちだんと習熟した姿を見せた。
発表会は昨年に続き2回目。名称も「国際伝統文化フェスティバル」と変わり、かっぽれの「河のや梅若寿社中」や「韓国音楽友の会」も友情出演した。
第1部は「五面太鼓」の力強いリズムで幕を開け、4人の奏者が息の合った演奏を繰り広げた。韓国カラオケチームは「セタリョン」「オンヘヤ」「ペンノレ」などの民謡を次々と歌った。全員ノリノリで、心から歌うことを楽しんでいる様子が伝わってきた。観客席も手拍子で熱演に応えていた。
第2部では韓国カラオケの都瞳勤さん、韓国舞踊の崔鍾淑さん、李和子さん、鄭愛鎮さん、カヤグムの金美仙さんらがプロの技を見せた。
会場は満席となり、通路までぎっしり。出演者と合わせた総数は450人を数えた。
(2015.7.15 民団新聞)