掲載日 : [2021-05-12] 照会数 : 6491
東京五輪韓国代表選手のワクチン接種始まる
[ 国立中央医療院でワクチン接種を終えた選手たち(写真:聯合ニュース) ]
東京五輪・パラリンピックに参加する韓国選手団を対象とした新型コロナウイルスワクチンの接種が始まった。
まず4月29日、柔道、卓球、バレーボール女子、マウンテンバイク、テコンドー、ウエイトリフティングに出場する選手とコーチ100人がソウル市内の国立中央医療院で米ファイザー製ワクチンを接種した。
30日にはバスケットボール、競泳、ボクシング、フェンシング、ハンドボールなど9競技146人、5月4日にはラグビー、バドミントン、アーチェリー、陸上、体操など10競技に出場する193人が接種した。
韓国選手団のワクチン接種対象者は計931人。このうち、選手とコーチのほか、30歳未満の対象者598人は、ワクチンごとに異なる接種間隔や大会までのスケジュールが考慮され、ファイザー製のワクチンを接種する。選手団役員やサポートメンバー、協力会社の関係者などは5月中に英アストラゼネカ製ワクチンの1回目の接種を受ける。
接種を受けた選手のほとんどが安心感を口にし、さらに練習に励むきっかけとするなどと述べた。