掲載日 : [2021-05-26] 照会数 : 5165
協力強化を確認…韓米首脳会議、文在寅大統領訪米
[ 韓米首脳会談後の記者会見はマスクなしで ]
文在寅大統領は23日午後、5日間の米訪問日程を終え、ソウル空港(軍用空港)に帰国した。
文大統領は22日未明(日本時間)、米ホワイトハウスで開かれたバイデン米大統領との初の首脳会談で、対話・外交を通じた韓半島問題解決、ワクチンパートナーシップ構築、半導体・バッテリーなど新産業分野での協力強化などに合意した。
新型コロナウイルスなどグローバル課題への対応で、韓米同盟の役割を拡大することになる。
韓国戦争の英雄、ラルフ・パケット・ジュニア元大佐(94)への名誉勲章授与式、米ワシントンの公園での韓国戦争戦没者追悼の壁の着工式など、韓米同盟関連の日程に出席した。
文氏は6月に英国で開催される主要7カ国首脳会議(G7サミット)で、バイデン氏と再会する予定。
◆ワクチン生産協力で覚書
訪米中に行われた経済関連の会議で、三星電子など韓国の主要企業が計44兆ウォン規模を米国に投資すると発表したほか、韓国と米国の製薬企業による新型コロナウイルスワクチンの生産協力に関する覚書の調印式に出席した。
締結された覚書では、「三星バイオロジックス」がモデルナのワクチンを委託生産することや、「SKバイオサイエンス」は米国ノババックス社から技術移転を受け、ワクチンを共同研究することなどが含まれている。
(2021.05.26 民団新聞)