掲載日 : [2021-07-07] 照会数 : 6106
難敵・イランと同組に…W杯サッカー最終予選 韓国「10大会連続」めざす
[ 記者会見で「どんな困難であれ、我々は克服できる能力があり、準備はできていると思う」と覚悟を語るベント監督 ]
サッカーの2022年ワールドカップ(W杯)カタール大会アジア最終予選の組み合わせ抽選が1日(日本時間)、マレーシア・クアラルンプールで行われ、10大会連続出場を目指す韓国はイラン、アラブ首長国連邦(UAE)、イラク、シリア、レバノンと同じA組となった。B組は日本、豪州、サウジアラビア、中国、オマーン、ベトナムとなった。
アジアの出場枠は4・5。各組2位まで出場権を獲得し、3位同士によるプレーオフの勝者が大陸間プレーオフに回る。
世界ランキングによって、韓国代表は事前にポット2に割り振られ、ポット1の日本代表かイラン代表のどちらかと当たることが決まっていた。
韓国と日本が同グループとなれば、アジア最終予選で6大会ぶりとなり注目されていたが、これは実現せず。また、史上初のW杯最終予選進出を実現し、「ベトナムの国民的英雄」となった朴恒緒監督率いるベトナムとのグループ入りも実現されなかった。
韓国にとっては対戦国すべてが中東勢という厳しい組み合わせだ。特に、相性の悪いイランと同組に入ったのは不運と言える。
韓国はイラン相手にとりわけ弱い。歴代対戦成績は31試合で9勝9分13敗と劣勢。2011年アジアカップ(カタール開催)の準々決勝で勝利したのを最後に、直近6試合で2分4敗と一度も勝利していない。
特に、アウェーでは一度もイランに勝てておらず、直近2つのドローも韓国ホームで行われた試合だ。
韓国代表のパウロ・ベント監督は、「どのチームを相手にしても、ホームであれアウエーであれ、どんな困難であれ、我々は克服できる能力があり、準備はできていると思う」と最終予選への覚悟を語った。
◆韓国の日程(H=ホーム、A=アウエー)
9月2日=イラク(H)
9月7日=レバノン(A)
10月7日=シリア(H)
10月12日=イラン(A)
11月11日=UAE(H)
11月16日=イラク(A)
2022年
1月27日=レバノン(H)
2月1日=シリア(A)
3月24日=イラン(H)
3月29日=UAE(A)
(2021.07.07 民団新聞)