掲載日 : [2020-07-29] 照会数 : 7627
eスポーツ育成 新韓流振興策の柱に
5G時代にらみ、コンテンツの多様化図る
韓国政府は16日、丁世均首相主宰の国政懸案点検調整会議を開き、大衆文化に偏っている韓流のコンテンツを多様化するため、ゲーム対戦競技「eスポーツ」を新たな韓流コンテンツとして集中的に育成するなどの内容を柱とする新韓流振興政策の推進計画を発表した。
計画は、新韓流に向けた3大支援戦略として「韓流コンテンツの多様化」「韓流による関連産業のけん引」「持続可能な韓流拡散の土台作り」を提示した。
主な政策課題として、11月開催予定の韓日中eスポーツ大会や常設競技場の設立を機に,韓国のeスポーツを次世代通信規格5G基盤の世界的な韓流コンテンツへと育成する。
韓流コンテンツを生活文化や文化遺産、芸術分野などに多様化するために、海外にある韓国レストランの韓国的なイメージを強化する事業、国内外での韓国無形文化遺産公演などを推進。
韓流を活用した産業競争力強化に向けては、韓国初の美容や化粧品「Kビューティー」を体験、広報する施設を来年中にソウルの明洞や江南などに新設するほか、韓流スターとタッグを組んで韓国の農産物や食品をPRする計画だ。
(2020.07.29 民団新聞)