掲載日 : [2020-09-16] 照会数 : 7876
10年間の釜山「体感記」桃井さん、電子書籍で発行
釜山の多彩な魅力をフリーマガジン『釜山びより』(季刊発行)で紹介してきた編集者・プロデューサーの桃井のりこさんが、10年におよぶ釜山での体験を綴った体感記『釜山のききめ』『釜山のなかみ』=写真=を電子書籍で発行した。
釜山を愛する自称「勝手に釜山PR大使」の桃井さんは、2009年6月、フリーマガジン『釜山びより』を創刊。以来、現地の人しか知らない穴場観光スポット、グルメ情報などを発信してきた。
今回、ガイドブックでもなく、紀行文でもない体感記にしたのは、「実際に現地で、釜山の人と深く関わりあう中で、肌で感じたことに共感や面白さを感じてもらえるのではないかと思った」からだ。
『釜山のききめ』は、「なかなか見えない、金の蛙」「山の上の神秘の井戸『金泉』」「韓国の占い事情」など、『釜山のなかみ』は、「繁華街の狭間、ディープなスポット」「登山とマッコリ」「運にまかせて、まかないグルメ」など、興味をそそるタイトルが並ぶ。
桃井さんは「釜山に行きたい!(けれども行けない)という人たちに、文章の中で釜山を旅してもらい、釜山の空気を感じてもらえれば本望です」と話す。
『釜山のききめ』『釜山のなかみ』はアマゾンで購入。各書400円(税込)。
(2020.09.16 民団新聞)