掲載日 : [2021-06-27] 照会数 : 6546
在日体育会と競技団体が役員改選
[ 左から崔相英体育会会長、朴泰成サッカー協会会長、韓新悟ボウリング協会会長 ]
崔相英会長を再選…在日本大韓体育会総会
在日本大韓体育会(崔相英会長)はこのほど、韓国中央会館内で第53回定期総会を書面決議に代え、活動報告と決算、活動方針案、予算案を原案どおり承認した。
任期満了に伴う役員改選では立候補者がいなかったため、選考委員会で論議した結果、東京五輪・パラリンピックを控えていることもあり、崔会長にもう1期、重責を担ってもらうことで再選された。監査も成政幸、車龍和の両氏が再選された。
活動方針によれば7月23日に開幕する五輪、8月24日に開幕するパラリンピックは都内に設置するコリアハウス(韓国選手団本部)の運営を支援する。
昨年、順延となった韓国国体慶北大会は10月8日から7日間、慶尚北道の亀尾市一円で開催されるが、国内競技に「海外同胞の部」も含めた在日同胞選手団派遣の準備を進める。このほか、コロナ禍を考慮しながら、各地方本部と競技団体とも協力しながら「ふれあい体育広場」と各種競技大会への支援も展開していく。
会長に朴泰成氏…在日サッカー協会
在日本大韓蹴球協会(李根錫会長)の2021年度定期総会が12日、韓国中央会館で開かれ、任期満了に伴う役員改選で新会長に朴泰成副会長(46、写真)を選出するとともに、コロナ禍を考慮しながらも、各種サッカーイベントの開催、韓国への優秀選手派遣などを柱とする新年度活動方針を決めた。
在日3世の朴新会長は幼少期からサッカーをはじめ、高校は神奈川県の強豪校へ進学した。2000年に結成した在日大韓蹴球団の初代メンバーにも加わり、「守護神」として翌年3月には韓国の大統領杯に在日同胞チームとして初出場を果たした。
朴会長は「歴代の会長と先輩たちが尽力してきた優秀選手の発掘をはじめ、サッカーを通じた同胞の連帯と日本との交流を広げる活動の展開を継承していきたい」と抱負を述べた。
会長に韓新悟氏…在日ボウリング協会
在日本大韓ボウリング協会(張智成会長)はこのほど、ネット上で定期総会を書面決議に代え、新会長に前関東本部会長の韓新悟氏を選出し、各議案を承認した。
活動方針は次世代選手育成と発掘のほか、2013年から継続してきたオリニボウリング教室、韓日親善大会など。
コロナ禍のため、この1年間、活動が停止していたが、徐々に再開していく。
(民団新聞 2021.06.25)