掲載日 : [2021-07-22] 照会数 : 4728
韓流ドラマにひたる…スタジオドラゴン、渋谷で展示会
[ 「ヴィンチェンツォ」の展示 ]
[ 「スタートアップ夢の扉」のカフェテリアを再現 ]
[ 「キム秘書はいったい、なぜ」 ]
各種コンテンツを使ってファンを韓流ドラマの世界に誘う「スタジオドラゴン韓ドラ展」(同制作委員会主催)が東京の高層複合施設「渋谷ヒカリエ」で開催されている。スタジオドラゴンは「愛の不時着」で知られる韓国最大のドラマ制作スタジオ。年間30本ほどの作品を送り出している。この中から最新作3本にフォーカスをあてた。
コメディ復讐劇「ヴィンチェンツォ」は「闇社会」というこれまでにないジャンルを扱った21年前半期のヒット作。「ポスト愛の不時着」といわれるほどの評判にもなった。会場では巨大スクリーンで名シーンを放映している。
「スタートアップ 夢の扉」(20年)は競争の激しい韓国ハイテク業界で奮闘する若き起業家への応援歌。ドラマにも登場したベンチャー企業のための支援施設「サンドボックス」内にあるカフェテリアをスタジオに再現した。
「キム秘書はいったい、なぜ」(18年)は大企業の副会長という御曹司イ・ヨンジュンと敏腕秘書キム・ミソによるラブ・コメディ。俳優パク・ソジュンが完璧な男、イ・ヨンジュンを演じる。イ副会長がパク秘書にプレゼントしたぬいぐるみ「スゴヘッソ(牛)」や「忘れない犬」の実物を展示している。
会場内には来場者の一言メッセージを紹介するボードを設けた。めだつのは「韓国へ早く行きたい」といった訪韓願望だ。なかには「ドラマを理解するため韓国語をがんばる」「BTSにあえますように=健康第一」というものもあった。
10~20時。入場料1700~1900円。予約は「スタジオドラゴン韓ドラ展」ホームページから。8月28日まで。
(2021.07.21 民団新聞)