掲載日 : [2017-02-08] 照会数 : 5184
尹東柱を追慕…詩人誕生100周年記念
16日、東京で「前夜祭」
韓国を代表する尹東柱詩人の誕生100周年を迎え、「尹東柱詩人を懐かしむ夜」が16日、東京・千代田区の韓国YMCA9階ホールで開かれる。
同日は尹東柱詩人が植民地時代の福岡刑務所で不遇な死を遂げてから72周年。旧YMCAが詩人の東京留学時に15日間宿泊したゆかりの場所でもあることから、ソウル詩人協会が追悼行事開催を決めた。同協会は1600人の詩人会員を擁する団体で、3〜4月はソウル世宗文化会館特別展示館で「尹東柱100年芸術祭」を開く計画。16日はその「前夜祭」だ。
第1部は主題講演として、植村隆前朝日新聞記者による「尹東柱詩人をなぜ日本人は好きなのか」、柳子孝詩人による「なぜ韓国人差別が厳しかった時代にそのような美しい詩を書くことができたのか」、続けて金載弘文学評論家が「尹東柱の詩の文学的、時代的再評価」などが予定されている。第2部は尹東柱の詩の朗読がある。
17時開始。入場無料。問い合わせはソウル詩人協会の閔ユンギ会長(82・10・9224・2753)。
(2017.2.8 民団新聞)