掲載日 : [2017-02-22] 照会数 : 4834
「高麗仏画」特別展…根津美術館で3月4〜31日
[ 4日かけて制作した大田市の雪像「舞い上がる」 ]
根津美術館(東京・港区)は3月4日から31日まで、特別展「高麗仏画‐香りたつ装飾美‐」を開催する。
韓半島全域を統一した最初の王朝、高麗(918〜1392)は仏教を国教に定め、仏教文化が隆盛期を迎えた。高麗仏画は、現在世界で約160点が確認されている。
今展では、水波が打ち寄せる岩に座って、訪ねてきた善財童子に仏法を伝える様子を描いた重要文化財の「水月観音像」(泉屋博古館蔵)、やはり重要文化財の「地蔵菩薩像」(円覚寺蔵)のほか精密な装飾経や仏具など38点を展示する。
10〜17時開館。休館日は毎週月曜日(3月20日は開館、翌21日休館)。入館料一般1300円、学生1000円、中学生以下無料。
問い合わせは根津美術館(03・3400・2536)、詳細は同館HP(http://www.nezu-muse.or.jp)。
(2017.2.22 民団新聞)