掲載日 : [2021-02-12] 照会数 : 5580
韓日友好への願い託し記念前夜祭…「2・8独立宣言」102周年
[ 金オルさんと高橋てるみさんが「鬼滅の刃」主題歌を合同演奏 ]
2・8会、留学生連 無観客オンラインライブ配信
1919年の2・8独立宣言から102周年を記念しての「前夜祭」が7日、東京・千代田区の在日本韓国YMCA地下ホールで開かれた。社団法人2・8会(洪來輪会長)と在日韓国留学生連合会(尹竣泳会長)が主催。コロナ禍を考慮して全席無観客とし、公演の模様はYouTubeを通じてオンラインライブ配信した。
テーマは「日韓、共に未来へ」。韓国と日本の出演者が融合し、両国の明るい未来を願った。
カヤグムと箏協奏では日本を拠点に音楽活動を展開している金オルさんと邦楽技能者の高橋てるみさんが「鬼滅の刃」主題歌を合同演奏。韓国無形文化財第15号僧舞履修者の金美福さんと日本舞踊東路流2代目を継承した東路要さんは韓日創作舞踊「流れ」で共演した。
韓国からはK‐POPグループらが2・8独立宣言に寄せるメッセージを添えて映像出演、最後は唱劇の金大伊さんが韓日コラボバンドとともに「ホルロアリラン」など3曲を熱唱した。
記念式には姜昌一駐日大使からメッセージが届いた。民団中央本部の呂健二団長の祝辞は鄭夢周副団長が代読。鄭東奎実行委員長(2・8会副会長)は「共存の懸け橋になることを願う」とあいさつした。
(2021.02.10 民団新聞)