掲載日 : [2016-11-16] 照会数 : 6900
2019年第100回国体に平壌市を招待…ソウル市が協力プラン発表
朴元淳ソウル市長は10日、市庁で開かれた「ソウル‐平壌都市協力政策討論会」で、2019年にソウルで開催される第100回全国体育大会に平壌市を招待するとともに、平壌に「南北アニメーションセンター」(仮称)を建設する構想を発表した。1,共同繁栄2,政経分離3,市民参加を3大原則とし、1,都市のインフラ協力2,経済協力3,市民交流の3大分野で10個の課題を構成している。
都市インフラは、北韓の大同江の水質改善と平壌市の上下水道改良事業で、同市は「南北合弁水道公社」の設立を提案した。経済協力では平壌市にアニメーション産業団地を造成することを検討する。平壌市は韓国アニメ「ポロロ」を共同制作した経験があり、ソウル市との協力で高付加価値を生みだせそうだ。
市民交流では「平壌城」をはじめとする遺跡のユネスコ世界文化遺産登録をソウル市が支援する。
(2016.11.16 民団新聞)