掲載日 : [2016-11-16] 照会数 : 5217
<東京・新宿>ハロウィンで街興し…韓学PTAが協賛
[ 店先でお菓子をもらう子どもたち ]
同胞店舗が無料で写真撮影も
東京・新宿のあけぼのばし通り商店街にちびっこおばけたちが大集合。地元の東京韓国学校(呉公太理事長、金得永校長)と牛込仲之小学校(佐藤弘明校園長)が協賛し、PTAのお母さんたちが出て交通整理に追われた。
「ハロウィン祭り」は地元住吉町商工会が主催する名物イベント。今年は10月29日にアーケード内で行われ、加盟40店舗が参加した。仮装した子どもたちは歩行者天国となった通りを駆け回り、加盟店で「Torick or Treat(お菓子をくれないとイタズラするぞ)」と叫んだ。用意したお菓子2万4000個は約1時間ほどでなくなった。
地元で写真スタジオと韓服衣装の販売・レンタルを手がける「OMOIDE」(李香順社長)も祭りに協賛。抽選で選ばれた子どもたちや商店街関係者を招待し、記念撮影したL版プリントを無料で配った。
祭りは地元のフジテレビが97年にお台場に移転し、同テレビの城下町としてにぎわった商店街が少しずつ閑散としてきたことから始まった。毎年、このイベントに訪れるのは約3000人。イベントの評判を聞きつけ、遠くから参加する人も多いという。
ハロウィンは秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す宗教的な意味合いの行事。毎年10月、最後の土曜日に行われる。
(2016.11.16 民団新聞)