韓国のお正月(ソルラル)をまるごと体感できるイベントが21日、東京・新宿区の韓国文化院で行われた。館内は朝から夕方まで家族連れでにぎわった。
ハングルの書き初めと拓本体験のコーナーが設けられた1階ギャラリー。来館者が「希望」、「孝道」などのお手本を前に筆をとった。子どもたちは投壺やチェギチャギ体験を楽しんでいた。
2階ラウンジは韓国伝統工芸作りの体験コーナー。若い女性を中心に終始、空席が見あたらないほどの活況を見せた。韓服姿の人形、コースター、ペン立ての3種類からの選択。人気が集まったのは人形。各自が好きな色で愛らしい姿に仕上げていた。
4階サランバンでは歳拜(セベ)と徳談体験の後、お年玉をもらってにっこり。最後の餅つき大会には子どもたちも率先してきねを握って参加した。
(2015.2.25 民団新聞)