在日韓国青年会OB全国連絡会(沈勝義会長)の第9回定期総会が22日、韓国中央会館で開かれた。事業方針は現役(青年会)への支援、青年会卒会者のネットワーク拡大などのほか、ヘイトスピーチ根絶へ5〜6月に東京、愛知、京都などの主要都市で緊急セミナーを開催し、OBの立場から世論喚起を図ることを決めた。
沈会長は「85年当時、我々が現役時代、人権侵害を訴え外登法の指紋撤廃へ死力の闘争を展開した。30年経った今、ヘイトスピーチという人権侵害を根絶するため再び立ち上がろう」と呼びかけた。
このほか、民団中央が企画している40〜50代のリーダーワークショップや韓日国交50周年記念・友好訪韓団に積極参加していくことも申し合わせた。このため、SNSを最大限活用して、全国のOBのネットワーク拡大を図っていく。
総会には20人が出席。同日行われた青年会中央大会にも同席し、現役たちを激励した。
(2015.2.25 民団新聞)