掲載日 : [2017-04-12] 照会数 : 7029
民族学校へようこそ…4校で入学式
[ 新入生(左)のために花束を用意した在校生=金剛小学校 ]
[ 在校生(左)が歓迎の鉢植を贈る=建国小学校 ]
在校生が歓迎
東京と大阪、京都の民族学校4校で2017年度入学式が行われた。大阪では緊張した面持ちの新入生を在校生が鉢植えと花束で歓迎した。
【大阪】白頭学院建国小学校(高敬弼理事長、李鐘建校長)は6日、同講堂に児童27人を迎え、入学式を行った。
李校長は「今日の日を迎えてうれしく思う。たくさんのことを先生から学んでください」と激励した。
在校生は「韓国の歌や韓国語を学び、そして一緒に楽しく遊ぼう」と呼びかけ、歓迎の鉢植えを贈った。午後からは中学、高等学校の入学式も行われた。
【大阪】金剛学園(趙栄吉理事長、尹裕淑校長)は7日、小学校と中・高等学校に分けて入学式を行った。
午前中の小学校では新入生7人が一人ずつ名前を呼ばれ入場した。尹校長が入学許可を宣言。駐大阪総領事館の梁鎬錫教育官が「夢を実現するために一生懸命努力し、友だちをたくさんつくってください」と激励した。新入生には一人ひとりに在校生からお祝いの花、学校からも記念品が贈られた。
午後は中学生17人、高校国際総合コース19人、特進コース4人の順に入場した。民団大阪本部の金明弘副団長が「世界を舞台にして活躍できるような人材になってください」と祝辞を述べた。
中・高校では今年度から英語と韓国語教育を強化し、2020年の入試に対応したカリキュラムを導入する。
東京韓国学校(呉公太理事長、金得永校長)は10日、初等部に109人が入学した。また。京都国際学園(金晃理事長、朴慶洙校長)は5日、中学校に10人、高等学校に46人を迎えて入学式を行った。
(2017.4.12 民団新聞)