掲載日 : [2017-05-24] 照会数 : 8888
<広島韓国学園>将来の幹部候補育てます…青年会教室でハングル特訓
母国修学生すでに9人
【広島】広島韓国学園は団員子弟を対象とした「青年会教室」で、将来の幹部候補生を育成中だ。同教室は8年前から始まり、すでに9人の母国修学生を送り出している。ほぼ1年に1人のペースだ。
母国修学を希望する青年会員から基礎学習を受けたいとの申し出を受けて、民団広島本部の文晶愛事務局長が開設した。徹底的に基礎にこだわることで、ハングルをまったく読めないという青年会員でも「青年会教室」から公州大学への短期留学に送り出した。
日程は受講生の希望を最大限に尊重している。決められた日に来られない青年のために日程を調整し、週3回開講することも珍しくない。青年会教室から広島韓国学園の運営する各講座につなぐ。多いときには16人。普段はコンスタントに4、5人が受講している。
文局長は慶熙大学校で外国韓国語教員の課程を修了している。講師歴は88年からで30年近い。かつての教え子が、民団行事に積極的に関わるのを見るときがいちばんの喜びだという。
(2017.5.24 民団新聞)