掲載日 : [2017-05-10] 照会数 : 9786
お楽しみ満載「在日オリニフェスタ」…ボウリングの後もバーベキュー交流会
[ バーベキュー会場でじゃんけんゲームを楽しむ ]
韓食ネット、民団荒川とコラボ
在日大韓ボウリング協など共催
「こどもの日」を前にした3日、在日本大韓ボウリング協会(張智成会長)は民団韓食ネット協議会(崔千浩会長)、民団東京荒川支部(秦富澤支団長)と共同で「2017在日同胞オリニフェスティバル」を開催した。35人の同胞小・中学生が参加したほか、約20人の保護者らが楽しんだ。
同協会では5年前から「オリニボウリング教室」を開催してきたが、今年は韓食ネットと民団荒川支部の3団体がコラボして、バーベキュー大会とオリニ交流会を加え企画をパワーアップさせた。青年会の東京本部と荒川支部のメンバーも加わり、次世代イベント成功の一役を担った。
まず、アイビーボウル向島で行われたボウリング教室では、韓国国体経験者など12人の在日ボウラーと、日本でも活躍している韓国の金スルギプロの指導のもと、ボールの持ち方からアプローチ、投球まで手ほどきを受けた。
最初はガターを連発したオリニも、コーチのアドバイスを受けてめきめきと上達。6チームに分かれての団体戦ではスペアやストライクを決め、跳び上がって喜ぶ姿が見られた。
この後、民団荒川支部会館に場所を移し、バーベキュー大会と表彰式を兼ねた交流会に入った。会場はオリニと保護者、民団支部役員や青年会などの運営スタッフ合わせて約80人が所狭しとにぎわいを見せた。
韓食ネットが準備したのは豚バラや牛ハラミなど約20㌔とキムチ8㌔。さらにご飯も50人前。焼きはじめるとオリニたちから「美味そー!」と歓声が沸き起こった。
交流会には民団荒川支部の秦支団長ら三機関役員や金秀吉東京本部団長もかけつけ、「皆さんは民団にとって未来の宝物。民団と韓国を好きになって、たくさんの友だちをつくって下さい」とオリニたちを激励した。
秦支団長は「支部会館がオリニたちでにぎわいものすごいパワーを感じた。ぜひ継続させたい」と目を細めていた。
また、青年会東京本部(鄭昇栄会長)から夏休みに開催するオリニ・サマーキャンプのチラシを配り参加を呼びかけた。
(2017.5.10 民団新聞)