掲載日 : [2021-12-25] 照会数 : 2558
ハンセン病療養施設を慰問…民団岡山 同胞入所者と交流
【岡山】民団岡山本部(金成植団長)は7日、瀬戸内市の離島に建つ国立ハンセン病療養施設邑久光明園と長島愛生園を慰問し、同胞入所者と交流した=写真。新型コロナの感染予防のため、昨年に続き金学事務局長が単身で面会し、慰問金と韓国食品を伝達した。
邑久光明園には6人が入所している。入所者の平均年齢は90歳近くと高齢で、ベッドから離れられない人も多いという。面会できた2人からは同胞の元入所者が趣味で制作した備前焼が遺品として託された。
金事務局長は「あんなに元気だったのに」と驚きの表情。「これからもなにか困ったことがあれば相談してください」と呼びかけた。
(2021.12.22 民団新聞)