掲載日 : [2017-05-10] 照会数 : 8111
韓国大統領選に介入…北韓が保守派を批判
北韓の労働党機関紙、労働新聞は韓国大統領選当日の9日、論説で「保守一味をしっかり清算することこそが、新たな政治、新たな生活、新たな世の中を引き寄せるための近道だ」と主張した。
朴槿恵前大統領の政権を厳しく非難しながら「古く腐敗した勢力の滅亡は必然」とした上で、「南朝鮮の人民は朴槿恵逆徒を懲罰したその気勢で、今回の『大統領』選挙で、逆徒の共犯者であり歴史の反動である傀儡保守一味を必ず審判し、自分たちの恨みを晴らしてみせなければならない」とあおった。
北韓はこれまでも公式メディアや対外宣伝用メディアを通じ、韓国の保守政党を批判し、南北関係の改善の必要性を主張するなど、たびたび韓国大統領選への介入を図ってきた。
(2017.5.10 民団新聞)