掲載日 : [2017-05-10] 照会数 : 9128
韓国国楽協会の仙台支部が発足…支部長に李和眞氏
[ 民団宮城「文化教室」で指導する李さん(左) ]
【宮城】伝統舞踊、伝統歌唱(パンソリ)、伝統器楽演奏などの歌舞音曲すべてをカバーする社団法人韓国国楽協会(本部・ソウル市、洪性徳理事長)の仙台支部が発足した。日本では関西、徳島、東京、福岡に続き5つめの支部。
創立総会は4月8日、宮城韓国会館での2017年度民団宮城ハングル学校開講式を終えてから行われた。初代支部長には李和眞さん(韓国国楽協会正会員)が選出された。
梁桂和駐仙台総領事が「韓国国楽協会の創立で韓国の伝統文化が地域に浸透していくことを期待する」と述べ、民団宮城本部の金政郁団長も「韓国伝統文化の発展へ応援していく」と約束した。
李さんは幼いとき、韓国伝統舞踊の名手、李梅芳さんにその才能を見いだされた。現在は韓国はもとより日本でも伝統音楽の普及に努めている。総会で「韓日の文化交流と市民交流に貢献できる団体に育ててきたい」と抱負を述べた。
(2017.5.10 民団新聞)