掲載日 : [2017-05-10] 照会数 : 5636
記念イベントでオペラ共同制作…大邱市・広島市、姉妹都市提携20周年
【広島】大邱広域市と広島市が5日、広島市内のJMSアステールプラザ大ホールでプッチーニ作曲のオペラ「ラ・ボエーム」の共同制作公演を行った。これは両市の姉妹都市提携20周年記念事業の一環。
大邱市からオペラ団を迎え、広島交響楽団が息のあった演奏を繰り広げた。会場は市民1050人で埋まった。公演終了後、広島市内のホテルで行われた歓迎会には民団広島本部から李英俊団長も出席し、大邱市関係者に「これからもお互いがますます発展し、より友好を深めていけることを願っている」と述べた。
前日の4日には同市内の広島フラワーフェステイバル「カーネーションステージ」で記念のセレモニーが行われ、松井一美広島市長、大邱市の金承洙行政副市長らが参加した。
両市は姉妹都市提携前から主にスポーツの分野で民間交流が盛ん。94年に広島でアジア競技大会が開催されると友好促進の気運が高まり、97年5月に広島市で姉妹都市提携の調印が行われた。
(2017.5.10 民団新聞)