知韓派議員の会「コリア・コーカス」の名誉会長、チャールズ・ランゲル米連邦下院議員(85)は来月3日、米議会訪問客センターのオリエンテーション劇場でエド・ロイス下院外交委員長(64)とともに、韓国戦争と離散家族を扱ったユン・ジェギュン監督の「国際市場」(日本タイトル「国際市場で逢いましょう」)の特別上映会を開催すると18日発表した。
韓国映画が米議会で上映されるのは初めて。
上映会は6月中旬に予定されている朴槿恵大統領の訪米に先立ち、韓国戦争に参戦した勇士への謝意を表して韓米同盟の堅固さを示す趣旨で準備された。
韓国戦争の参戦勇士、ランゲル議員は「韓国の人々は北にいる離散家族の生死も分からないまま60年を過ごした。このような上映会と離散家族対面決議案などによって一日も早く離散家族が対面できるよう願う」と話した。
ランゲル議員がロイス委員長とともに提出した韓国人離散家族対面決議案は先月23日、下院外交委員会で全会一致で採択された。
上映会を後援したハドソン文化財団のキム・チャへ代表は「韓国戦争当時、自由と民主主義のために戦った参戦勇士の犠牲をもう一度感じて、韓米同盟の重要性を確認する機会になると思われる」と話した。
当日は韓米双方から参戦勇士をはじめ、現職の軍関係者が大勢参加するほか、ユン監督との討論会も行われる。
(2015.5.27 民団新聞)