EXPO韓国ブース 、旅行トレンドは「癒し」と健康へ

　ウイズコロナの時代に入って、これまでのような密を形成しがちな「観る」から「心の癒し」と「健康になる」ことを目的とした新たな旅行形態が世界的に脚光を浴びている。

　こうした要請に応えるべく日本で初となる「国際ウェルネスツーリズムEXPO」（主催 RX Japan株式会社）が10~12日、東京ビッグサイトで開催された。韓国国内からも自治体、公社、旅行会社、代理店などが参加し、「豊かな人生へのアクション」につながる全国のお勧めのウエルネス観光スポット55カ所を紹介した。

　済州観光公社は日本人の好む秘湯やトレッキング（山歩き）を組み合わせた商品を紹介した。

　ソウルに本社を置く大手旅行会社DO DOインターナショナルのお勧めはアイドルの聖地をめぐる4泊5日のソウル・京畿道「ヒーリングツアー」と3日間の済州ネイチャー・ツーリズムの2つ。担当者は「旅行客からのアンケートをもとに一味違う旅になった」と話した。

　全羅南道のウェルネススポットは海水薬草蒸し風呂（咸平）や塩博物館の塩蒸し風呂（新安）、ウッドランド（長興）、ヒノキ林（長城）など。

(2023.５.24民団新聞)